2009年 ARJS三浦横須賀大会 初チーム参戦記

参加された方からのレポートを掲載しています。

初参戦記 オカシナ部 中村雅美

なんとかなる。だいじょーぶ。

去年からずっと気になっていたARJSにとうとう参戦してきました。
三浦横須賀大会。
なぜ三浦横須賀大会を選んだか?
それはズバリ、『なんとなく』。

Iさんと出ようという話になって、自転車仲間からもうひとり募集したらすぐにAさんが名乗りを挙げてくれましたよ。みんな本心は出たがっているみたいです。

競技種目のランは大丈夫、シュノーケリングもまかせてちょうだい、懸垂下降も地図読みも山屋さんとオリエンテーリングやっている人達がチームメイトだから完璧、ただシーカヤックは・・・
3人とも全くの未経験でした。
この大会の為にシーカヤックの一日スクールを受け、シーカヤックを持っている仲間に再乗艇の特訓を受けて「これでなんとかなる。漕げばいいだけだから。だいじょーぶ。わたし沈する気がしないし。」と、お気楽に考えて大会に臨みました。

和やかな空気の中スタート

みんなでカウントダウンする和やかな空気の中スタート。
3人ロープで繋がってシーカヤック置き場まで走ります。
朝日がきれい。海も穏やか。とっても楽しい。ニコニコしちゃう。
ただしニコニコはここまででした。

シーカヤック乗り場に着くと、初心者ですもん、乗り方からもたついてしまい、周りのチームがどんどん沖に出て行く中あせりばかりでパドルも空回り、一所懸命漕いでいるつもりなのに抜かされるばかり、チームメイトからも漕ぎ方から姿勢から注意されてばかりでだんだんイライラ、まだレースは始まったばかりなのに海の上で3人険悪な雰囲気になってしまいました。まだまだ大人じゃないですね。
それにしても他のチームは速かったなぁ。漕げばみんなと同じくらいできるって思っていた私は甘かったです。

チョー気持ちイイー! 終わってしまったのが残念

永遠に上陸できないのではないかと思われるくらい長い時間かかったシーカヤックもやっとのことで大浦海岸に上陸でき、陸地に着いた途端楽しさ全開。
すぐにお待ちかねの懸垂下降です。
Aさん宅のガレージや橋の上から懸垂下降は練習したのですが、本物の自然の中では初めて。
崖の上からスルスルと藪の中へ降りていきます。
チョー気持ちイイー!
あっという間に終わってしまったのが残念でした。

危険な香りのする場所も通るのでよけい自然の美しさが実感

三浦の海は美しいですね。
コースタリングはただ観光に来ただけでは通らないような(というか通してくれない気がします。)ちょっと危険な香りのする場所も通るのでよけい自然の美しさが実感できます。
壊れた橋を渡るのは緊張しました。「ずいぶん慎重だったね。」ってIさんに言われてまたカチンときたりしたけど。

道が途切れている場所はザブンと海に入ってしまいます。私の中のコドモが大喜びしているよう。レースじゃないとそんな事絶対しませんものね。
CPもだんだん凝った場所に設置され始め、他のチームと「えげつない場所ですよねぇ。」なんてなぜか嬉しそうに会話しながら順にCPを巡っていきました。

足が故障

そうこうしているうちにAさんの足が故障。
股関節がどうにも痛くてしようがないみたいです。
はじめは『ほれほれレース中だよ。走れ走れ!』って感じで煽っていたけど、Aさん完全に走れなくなってしまいました。

チームメイト同士は100m以上離れてはいけないというルールなので、CPの100mくらいに近づいたら私がダッシュでパンチングしてきてAさんにはなるべく余計に歩かせない作戦をとり、必ず取らなくてはいけないCPだけ取って、任意の青色CPは全てあきらめる事にしました。
それでもあちこちで無駄に迷ったりしてとうとう関門時間を過ぎてしまいましたよ。(泣)
残りの農道オリエンテーリングとシュノーケリングがカットになってしまいました。残念!

一番の楽しみだったシュノーケリングをしている選手をうらめしく横目で見ながらシーカヤックで帰路につきます。
あ〜あ、本当にきれいな海。シュノーケリングしたかったぁ〜。泳ぎたかったぁ〜。
「いっそ沈してしまおうか。」なんて冗談言いつつ前方を見たら、本当に沈しているチームが!
沖に出ると海は往路と違い、うねりが大きい。
怖い!
ちょっと揺れるだけでビクッと緊張します。
ヒヤヒヤしながらなんとかうねりの区域をやりすごしてエッチラオッチラ進み、また途方も無い時間をかけて三浦海岸に戻ってきました。

3人でゆっくり歩いて手を繋いでゴール。

一流のレストランで食べるフルコース料理のような

濃い一日でした。

今回初めてARJSに出て感じたこと、それはアドベンチャーレースというのはとても豪華なスポーツだということです。
一流のレストランで食べるフルコース料理のような、シェフ(スタッフの方々)が腕によりをかけて最高の場所で最高の体験を提供してくれます。
もし単に観光で三浦を訪れただけであるならば、あそこまで「三浦ってきれいなところだなぁ」って感じなかったでしょう。
また出させていただきます。
そして種目には、シュノーケリング希望!!(しつこい?<笑>)

オカシナ部 中村雅美

最終更新日 2009年04月18日

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